冬バテ!知ってました?

夏バテだけでなく、冬バテなるものがあるのご存じですか??

「夏バテ」は皆さん聞きなれて知っている人は多いと思いますが、「冬バテ」というものもあるのです。

冬バテは夏バテ同様に身体に不調が表れます。

  1. 身体がだるい、倦怠感
  2. 頭痛、イライラ
  3. 肩こり
  4. 冬太り
  5. 睡眠障害(寝つきが悪い、寝起きが悪い)
  6. 長引く風邪など

みなさん上記の症状に心当たりはないですか?

これらは寒さからくる「冬バテ」が原因です。

では「冬バテ」は寒くなると、どうして発生するのでしょう?

発生のメカニズムを説明するのに重要なことを述べていきます。

まず、人体に必要な神経を分類してみましょう

人間には活動(生活)していく上で必要な神経が大まかに2つに分類できます。

1つ目は、中枢神経 これは簡単に説明すると人体の行動に対して指示を出す核となる部分です。脳や脊髄のことをいいます。基本的に不随意運動(自己意思で指示、動かすことは無理)

2つ目は、末梢神経 末梢神経とは脳や脊髄などから枝分かれし中枢からの指示を伝達する部分になります。更に分類し。体性神経自律神経に分類できます。

体性神経は随意運動(自己意思で指示、動かすことは可能)

自律神経は不随意運動(自己意思で指示、動かすことは無理)

ここで重要なのが自律神経です。自律神経はさらに2つに分類され

交感神経(アドレナリン)副交感神経(アセチルコリン)といいます。

交感神経と副交感神経は「それぞれ、反対の働きをする」と考えて頂けると理解し易いです。

 

交感神経とは

身体が働いている時、活動している時に活発になります。

その他には、ストレスを感じたときや緊張している時などに活発になります。

よくスポーツなどで、「アドレナリンが出る」などを耳にすると思いますが、

身体が活動している時に活発になる神経なので

この表現は正しいと思います。

実際、交感神経は活動し興奮状態になるのです。

交感神経が活動的になると

①筋肉が硬くなる

②血管の収縮。血管が縮むので、血流が悪くなる。

③身体の隅々まで栄養、酸素が行きわたらない

④リンパの流れも悪くなるので疲労物質や老廃物を排出しにくくなる など

 

交感神経が興奮すると活動出来る反面、活動にある程度のブレーキもかけないと身体に不調を出現してしまいます。不調がでるなら、いらないのでは?
と思いがちですが、人間が生活(活動)していく上で必ず必要な神経なのです。

 

 

 

副交感神経とは

交感神経とは真逆で身体がリラックスしている時などに活動的になる神経です。

その他、休息している時や寝ている時などに活動し易いです。

副交感神経が活動的になると

①筋肉が緩む

②血管が拡張する(血管が緩むので血流が良くなる)

③身体の隅々まで栄養、酸素が行きわたる

④リンパの流れが良くなるので疲労物質や老廃物を排出し易くなる など

 

副交感神経が活動すると身体の回復や疲労回復に働きます。

副交感神経には凄く頑張って欲しいものですが、頑張り過ぎてもらうと身体が活動出来ません。

 

交感神経と副交感神経のバランス

先ほど述べたように交感神経、副交感神経は「相反する作用」を持っています。

ですので身体にベストな状態は天秤で例えると、バランスが取れた状態をいいます。

交感神経のみ活動的になっていてもダメですし、反対に副交感神経のみ活動的になっていてもダメです。

常にバランス良く均衡を保たないと身体の不調を発生させます。

この均衡が崩れた時に不定愁訴(検査しても明らかな原因がわからない訴え)が出現します。

 

冬バテとは

冬バテとは、自律神経のバランスの崩れを冬の寒さが原因で起きた時のことをいいます。

原因としては、以下のことが言われています。

冬の間の日照時間の短さ ⇒ 気持ちの落ち込み、リラックス状態になれず、交感神経亢進

寒さが続く ⇒ 血管の収縮、血行の悪化などで対抗しようとし、交感神経の亢進

年末年始などの気ぜわしい季 ⇒ 神経がピリピリして落ち着かず、交感神経の亢進

屋内、屋外での温度差 ⇒ 自律神経の機能が低下、バランスの均衡を守れない などなど

 

冬バテになりにくくする対策はどうしたらいいのか

まずは規則正しい生活を心がけることです。

そして、冷えも原因の1つなので温めるのは必要です。

ただし、温め過ぎて室内と室外で温度差を作り過ぎるとかえって逆効果ですので、気を付けて下さい。

身体を温める方法でおススメが

①ぬるめのお湯での入浴(40度以下の温度)

②下半身を冷やさない(レッグウォーマーなどで足首を温める)

③白湯を飲む

 

 

夜はしっかりと睡眠をとること。

最近多いのが、寝る前にスマホやパソコンを触る人がいますがこれは交感神経を興奮させてしまい

リラックス状態を作れないので質のイイ睡眠が取れません。

副交感神経が働かないと疲労回復があまり出来なく疲れやすくなり ⇒ 交感神経が亢進します。

疲れやすくなり→イライラ→寝れない→頭痛 など

負のサイクルになってしまいます。

ですので、冬の間は春に備えて冬バテにならないように規則正しく生活し、身体を温めて過ごしましょう。