来院された患者さんからの質問で多いもの

よく患者さんから 「先生、痛めた時は温めたらいいの?冷やした方がいいの?」

ってことを聞かれます。

皆さんはどうしますか? 温める派? 冷やす派?

痛めた状態によって処置は変わりますが、急に痛みがでた場合などの急性期の痛みなどに対し

当院では患者さんに RICEの法則を説明します。

 

 

RICEの法則とは頭文字を取って覚えやすくした略称です。

RICEのRは 「Rest」 安静

Iは 「Icing」 冷却

Cは 「Compression」 圧迫

Eは 「Elevation」 挙上

以上の4項目を行います。

ただし、ぎっくり腰などの場合など 「先生、どうやって挙上すんの?」

って事もあるので絶対に4項目って訳でもないです。腰が痛くて動けない時に挙上なんかすると余計に痛くなってしまいますよね(・・;)

 

例えば、首でもそうです。首を寝違えた時にRICEの法則にあるから、圧迫!

。。。なんて危ないです( ゚Д゚) やめて下さい

圧迫、挙上は痛めた部位(場所)によりけりですが、安静、冷却は絶対です。

ずっと継続して痛いなどの慢性的な痛みに対しては温めますが、急に痛くなった急性期の痛みには冷却が一番です。

つまり温める派、冷やす派共に正解ですがその時の症状によってどちらをするか判断が必要です。

ポイントは急に痛みが出たのか?です。

以上の事を注意して対処してみて下さい。

では、次回も患者さんからの質問で多かったものを上げていきますので

よろしくお願いします。

症状について詳しくはこちら

腰痛

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